FXの業者によっては、ゼロカットというシステムを採用していることがあります。
それは、FXのメリットの1つでもあります。
それだけに先物取引などの商品と比べると、FXの方がおすすめという声も多いです。
先物取引の追証と呼ばれるリスク
FXと先物取引は、確かにシステムは似ています。
例えば空売りです。どちらの投資商品も売りから入ることができ、たとえ下落相場でも利益が発生することがあります。
またFXと先物取引は、どちらもWEBで取引できます。
わざわざ実店舗などに足を運ぶ必要はありませんし、パソコンやスマートフォンで取引可能です。
ただ先物取引には、借金に関するデメリットがあります。時には、金融会社から大きなお金を借りる可能性もありますから、注意が必要です。
そもそも先物取引には、リスクはあります。
FXもリスクはありますが、追証というシステムがある以上、先物の方がハイリスクという声も多いです。
先物は、穀物や貴金属などに投資する事になります。
それらの投資対象は、時には価格が非常に大きく動きます。
想定外の大きな値動きが生じて、時には口座に預けているお金以上の損失額になってしまう事もあるのです。
例えば、口座残高は100万円ではあるものの、先物の大きな値動きによって、150万円分の損失が発生しました。その場合、金融会社から50万円分のお金を借りる事になってしまいます。
大変動があっても追証が発生しないシステム
ところで冒頭でも触れた海外FXの場合、その追証というシステムはありません。
追証がないだけに、ゼロカットと呼ばれているのです。
外貨も、たまにレートが大きく動くことはあります。
現に数年前などは、スイスフランという外貨のレートは大幅に変動していました。
ところが海外のゼロカットと呼ばれるシステムがある業者の場合、そのフランの大変動のような状況になっても、追証は発生しないのです。
ロスカットは発動されるものの、金融会社からお金を借りる事態にはなりません。ですから先物取引と比べると、実は海外FXの方がリスクは低めになります。
主に海外の業者がゼロカットを採用している
なお1つ注意を要するのは、ゼロカットというシステムは全ての業者が採用している訳ではありません。
主に海外の一部の業者が採用しているシステムになります。
ですからリスクを抑えたいのであれば、海外にあるFX業者で口座開設してみると良いでしょう。
ちなみに海外の場合は、レバレッジも高めです。比較的大きなお金を動かすこともできますし、前向きに検討してみる価値はあります。